昨年3月に約40年ぶりの大修復を終えた
日光東照宮の「陽明門」へ行ってきました。
以前にも増し煌びやかさと壮観さに圧倒されます。
修復を終えた「陽明門」
陽明門は、12本の柱で支えられていて
「グリ紋」と呼ばれる渦巻き状の紋様が彫られていますが、
その内の1本だけ紋様が逆になっているのをご存知でしょうか?
この柱は「魔除けの柱」と呼ばれ、
「建物は完成と同時に崩壊が始まる」
といういわれを逆手にとり、
わざと柱を未完成の状態にすることで
災いを避けたためだそうです。
「魔除けの柱」
また、陽明門の奥の東回廊の出入り口部分には
日光東照宮の彫刻の中で、
三猿とともに有名な彫刻「眠り猫」があります。
初めて見たとき、「こんなに小っちゃいの~」と
思った方も多いのではと思います。
実は私もその一人です。
この「眠り猫」の裏側には
「雀の彫刻」が彫られています。
これには「警戒心の強い猫すらも安心して
眠りに付ける世の中の到来」と
「天敵である猫と雀が共存共栄できる
平和な世の中の到来」を
意味しているそうです。
「雀の彫刻」
「眠り猫」
学生の頃は何となく見学に来ましたという
感じでしたが、改めて訪れてみると
色々ないわれに興味を持ったり、
見方や感じ方が違ったり
自分ながら変わったなぁと思います。
皆さんも一度訪れては如何でしょうか?
新たな発見があるかも知れません。
by S.S.
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